Microsoft 365やGoogle Workspace などのクラウドサービスは、自社内での運用・管理の負担が少ないこと、ユーザはどこからでも利用できることなど、企業に多くのメリットがあります。新型コロナウイルスの感染拡大を受けたリモートワークの普及により、企業のクラウドサービスの利用はさらに増加し、本調査では76.5%の企業がクラウドメールを利用していることが分かりました。一方で、ビジネスでのクラウドメールの利用が増加したことに伴い、しばしば起きるクラウドメール障害による問題も大きくなっています。 万一の障害や災害発生時の事業継続計画(BCP)は、多くの企業で重要な課題となっています。今回の調査では、大企業からクラウドメール障害対策の普及が進んでいる様子が明らかになりました。今後、より多くの企業や中小企業でもスタンダードなシステムとして、導入が増えることが予想されます。
クラウドメールの障害に備えるサービスとして、サイバーソリューションズは「EMERGENCYMAIL for Microsoft 365 & Google Workspace (エマージェンシーメール)」を提供しています。これは、Microsoft 365、Google Workspace用バックアップメールサービスです。障害が発生しクラウドメールが使えなくなったときに、すぐに、バックアップに切り替えて同メールアドレスでメールの送受信を継続します。障害復旧後は、バックアップメールでの送受信内容を本体のクラウドメールに移行可能です。メールサーバは国内の複数データセンターにて冗長運用しており、業界最高水準のSLA(稼働実績99.991%)を提供しています。