3社4製品のセキュリティをワンストップ化
クラウド移行で負荷軽減と脅威防御を実現
不動産大手のレオパレス21。約7,000のメールアカウントはMicrosoft 365に移行していたが、 メールセキュリティはオンプレミスでの運用が続いていた。2021年頃から、一部の取引先で暗号化添 付メールの受信が制限されたことをきっかけに脱PPAPとメールセキュリティのクラウド化を推進。 オンプレミスで運用していた3社4製品のメールセキュリティを「Cloud Mail SECURITYSUITE」 (以下、CMSS)へ移行でメールセキュリティをワンストップ化。最新の脅威を防御と、メールセキュ リティの運用・管理工数を削減できた。
メールセキュリティ 3つの課題
最新の脅威を防御できない
オンプレ環境のメールセキュリティは、製品バージョンが古く、保守が終了していたことなどの要因で最新の脅威を防御できない。
複数製品の管理負荷
3社の4製品でメールセキュリティを運用していたため、製品のメンテナンスやヘルプデスク業務の管理が負担になっていた。
脱PPAP対応が急務
パスワード付きのZIPファイルが送受信できず業務に支障。お客様とのファイル共有が困難になり、PPAP対策が急務に。
Cloud Mail SECURITYSUITE の導入効果
常に最新の脅威を防御
常に最新の防御機能が複数のエンジンへ自動展開され、新たな脅威の防御に対応した。
オールインワンで運用負荷を軽減
複数のセキュリティ対策をオールインワンに集約。わかりやすい管理画面で、セキュリティ運用の工数を削減できた。
脱PPAPを実現
相手先の希望に合わせた脱PPAPを自動化。パスワード付きZIPファイルの受信時はクラウド環境でファイルをスキャン。
選定のポイントと理由
既存製品のセキュリティ対策を踏襲できるか
従来の対策を踏襲でき、暗号化ファイルのクラウドスキャン等、機能が豊富
導入・運用コストの妥当性
他社よりも低コスト導入でき、運用管理コストを低減
脱PPAPの実現
メールに添付の送信で、相手先に合わせた脱PPAPを実現
お客様インタビュー
Microsoft 365のメールセキュリティと脱PPAPをオールインワンで実現
情報システム部は、社員数約4,000名、メールアカウント約7,000、4つのドメインの規模のメールをMicrosoft 365で運用しています。以前は、ウイルス対策やスパム防止、誤送信防止などメールセキュリティは、3社4製品をオンプレミス環境で運用していました。 「それぞれの製品やセキュリティ対策は、異なるスキルが要求されますが、セキュリティ対策の担当者の退職によりセキュリティの運用管理が負担でした。また、最新バージョンの製品更新に課題があったため、最新の脅威防御が不十分でした。」(岡田氏)
これらの課題を解決を目的に、複数のセキュリティ対策をCMSSによるクラウドのメールセキュリティに一本化しました。“脱PPAP”の実現 も重要なポイントです。 「不動産業務では重要書類のやりとりが多く、添付ファイルの送受信はビジネスの要となります。取引先やお客様の中には、外部サーバーへのアクセスが制限されているケースもあります。」(山内氏)
「CMSSは、メールに添付してファイルを送信するだけで相手先のルールに合わせて脱PPAPできます。複数のメールセキュリティを一元化、脱PPAPの実現、さらに分かりやすい管理画面で運用管理が容易になったことで、メールセキュリティの強化と運用管理性の向上を実現できました。」(川口氏)
Microsoft 365 メールセキュリティ強化のチェックポイント
Microsoft 365のメールセキュリティは、Exchange Online Protection(以下、EOP)で提供されます。全てのMicrosoft 365プランにEOPが含まれ、Microsoft Defenderfor Office365(以下、Defender)を追加することでセキュリティを強化できます。
Microsoft 365導入時に検討するメールセキュリティのチェックポイントは以下の通りです。
Cloud Mail SECURITYSUITE
Microsoft 365とクラウド間で連携し、メールセキュリティを補完します
Microsoft 365に付随するEOP、Defenderは、EMOTET感染などの原因となるパスワード付きZIPファイル経由のマルウェアを検知できません。また、脱PPAPの実現、誤送信防止の情報漏えいの対策も困難です。CMSSは、Microsoft 365のメールセキュリティを月額200円(税別)から、オールインワンで強化します。
導入事例:株式会社レオパレス21様



