パスワード付きZip受信時のウイルスチェック新機能を提供開始
クラウド上でファイルをメールから分離 外部攻撃リスクを低減

法人向けソフトウェアの開発、販売を行うサイバーソリューションズ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長:秋田健太郎、以下当社)は、Microsoft 365・ Google Workspace のメールセキュリティ強化サービス『Cloud Mail SECURITYSUITE』など、提供するクラウドメールセキュリティサービスにおいて、受信時にパスワード付きZipファイルをクラウド上で分離して保管、パスワードを入力して解凍し、ウイルスチェックを行い安全が確認できた後にダウンロード可能な新機能を、4月19日(月)より提供開始することをお知らせいたします。

■高まる『PPAP』のセキュリティリスク ビジネスやり取りに支障がない受信時の対策が急務

2020年11月に平井卓也デジタル改革担当大臣が、パスワード付きZipファイルを送り、その後、パスワードを同一経路で送る方法(『PPAP』)について、「セキュリティ対策や受け取り側の利便性の観点から適切ではない」と発言しました。

『PPAP』方式では、メール受信時のウイルスチェックをすり抜けてしまい、2020年秋には、『Emotet(エモテット)』と呼ばれるウイルスへの感染を狙う攻撃メールにあったという報告が急増しています。中には、パスワードZipファイル付きメールの受信を拒否する企業も出てくるなど、脱『PPAP』の動きが加速しました。

しかし、セキュリティリスクのみを理由にメール受信に制限を設けると、スムーズなビジネス取引に影響を及ぼす可能性があり、新たな対策が求められていました。

■クラウド上でファイルを分離 安全確認できた場合のみダウンロード可能 セキュリティリスクを低減

今回提供を開始する新機能では、当社が提供しているクラウドメールセキュリティサービスのメール受信時に、パスワード付きZipファイルをクラウド上で分離して保管、パスワードを入力して解凍し、ウイルスチェックを行い安全が確認できた後にダウンロード可能となります。

■安心を月額100円~の安価で提供 Microsoft 365やGoogle Workspaceへのアドオンが可能

当サービスは、当社のクラウドメールセキュリティサービスの一部プランにおいて標準仕様として提供されます。

月額100円(税抜)/アカウントから利用可能となっており、外部からの攻撃リスク対策を安価で実施できる料金プランとなっております。

また、ご使用中のMicrosoft 365やGoogle Workspaceなどにアドオンして利用することが可能なため、メールシステムをリプレイスすることなく、低コストで導入することが可能となっております。

なお、本機能以外にも、当社は、『PPAP』の送信時の代替策として、メールに添付して送信されたファイルがクラウド上のストレージに自動的に保管され、ファイルのダウンロードURLが受信者に送られるファイル分離配送機能を提供しております。

今後も、当社は、メールソリューションを長年提供し続ける専門企業として、高機能で安心なサービスをより安価でご提供できるよう、機能面の強化や更なるサービス充実に努めてまいります。

【パスワード付きZipファイル受信時のウイルスチェック機能利用できるサービス】

下記のサービス・プランに標準機能として実装されます。

  • クラウド型メールセキュリティサービス『MAILGATES Σ』
    – 入口対策基本サービス/アンチウイルス・アンチスパム:月額100円(税抜)/アカウント
  • Microsoft 365 ・ Google Workspace のメールセキュリティ強化サービス『Cloud Mail SECURITYSUITE』

    – Standard:月額400円(税抜)/アカウント
    – Premium:月額500円(税抜)/アカウント

  • オンプレミス版メールセキュリティソリューション『MailGates』
    – アンチウイルスオプション:価格はお問合せください

 

※サンドボックスオプションを利用する場合は月額200円(税抜)/アカウントが必要となります。

【製品やサービスに関するお問合わせ

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メール sales@cybersolutions.co.jp

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