サイバーソリューションズが2012年4月~6月の電子メール脅威調査レポートを発表

サイバーソリューションズ株式会社は、アジア地域を重点とした2012年4月~6月末の電子メール脅威調査レポートを発表します。 また、弊社提携企業であるCommtouch Software社がメールセキュリティ分野を対象に独自の調査レポートのポイントも併せてご紹介します。

<CyberSolutions 2012年4月~6月 電子メール脅威調査レポートのポイント>
主な攻撃手法は、メールの添付ファイルとメール本文中に含まれた外部リンクです。引き続き警戒が必要なポイントは以下のとおりです:

■リダイレクト手法
悪意のある外部リンクを正常なリンクに見せかけるため、短縮URLやリダイレクトなどの方法で利用者を誘導する手法が特徴です。

■著名SNSサイトになりすまし、ニセのお知らせメール
この手法は今まであった有名なメールサービスベンダー(Yahoo、Gmail、Hotmail・・等)を利用して、スパムを配信という手法と同じく、 著名なSNSサイト(Facebook 、Google+、・・等)を利用してスパムを配信することに変化しました。 利用者の警戒心が緩くなり、誤って開いてしまうことが多くなっています。

■中国からニセのメールマガジン
開封率を上げるため、スパマーはスパムを正常メールに見せるように、整ったレイアウトで画像付きで作成します。 また、本文に「購読キャンセル」や「このメールが閲覧できない場合、こちらをクリックしてください」といった内容を追加。見た目は正常メールに見えますが、実質はスパムです。

<Commoutouch社 2012年4月~6月 ネットワーク脅威トレンド調査レポートのポイント>

■世界中毎日約910億通のスパムメールとフィッシングメールがあります
今四半期のスパム件数は全メール数の76%を占めています。

■毎日平均的に30.3万台のゾンビPC(※1)がスパムを送信しています
2012年の第一四半期の平均値27万台/日より約12%成長しました。

■世界中のゾンビPC(※1)分布ランキング
依然として最も多いゾンビPCが存在する国はインドで、19%から21.7%に増加しました。第二位は6.4%を占めたブラジルです。
※ウイルスに感染したり、不正侵入者に遠隔操作ソフトを仕掛けられたりしたまま、ユーザーがそのことに気付かずに放置されているパソコン

■スパムメールの件名ランキング
薬品の広告系が第一位で38.5%より3%増加して41%に。アダルト商品販売系は第三位から第二位に上昇し、16.3%。ブランド品の偽物販売系の11.8%が第三位に下がりました。

■悪意のプログラムに組み込まれやすいWEBサイト
今四半期では教育関係サイト、旅行関係サイト、ビジネス関係サイトが悪意のプログラムに組み込まれやすいとの分析結果です。

調査レポートはコチラ

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